我々がタンザニアに滞在している時に、
「オリックス・バファローズ」というプロ野球チームが誕生した。
オリックスも、バッファローも、アフリカの動物の名前なんだ。
ま、どっちでもいい話しではあるが…
バッファロー(アフリカ・スイギュウ)
前回
[35]、ホテルの前庭に姿をあらわしたバッファローを紹介した。従業員が餌付けした様子はなかったし、彼らの住みかはクレーターの底。標高差600mの上り坂をなぜ登ったのか。
水牛だから水に対する依存度が高く、行動範囲は水場から10数km以内に限られているのだ。
ウ〜ン。深く考えていると眠れなくなる。
突進力があり、サファリ・カーを転ばすこともある。怒るとライオンやヒョウよりも恐い。
「牡ライオンはバッファローの群れを見て逃げたが、あっと言う間に土ぼこりの中に消えた。
踏みつけられ、角で突かれ、ずたずたになった黄色いかたまりを空中にぽうんと突き上げた。
まるで雑巾のように、土まみれのかたまりが、二度三度、空中に放りあげられた。」
「サバンナの詩」 神戸俊平・著 講談社
体重は800kg超。「ナポレオンの帽子」を連想させる角が立派。こちら、にらまないで。
ヘビクイワシ(蛇喰い鷲)
このカンザシのようなもの、蓬髪(ほうはつ)、羽冠、冠毛…いろいろな言い方があるようだ。
冠毛が羽根ペンに似ているのでSecretarybird(秘書鳥)という英名がある。
これほどまでに数多くの冠毛を立てている写真はちょっと珍しいのではないかと自画自賛。
名前の通り、蛇を見つけると踏みつけ、蹴飛ばして殺し、うどんを飲み込むようにツルツルと。
ワシタカ類かノガン類か学説が別れている。コウノトリとの雑種とも言われている。
飛ぶのが苦手で外敵に襲われると走って逃げるのだが、まれに空中を舞うこともある。