この写真は2002年9月28日、兵庫県篠山市の四季の森会館で、
「ウペポ」という団体が開いたイベント「勝手にバーベキュー」でのひとこまです。
左、ンゴマと呼ばれる太鼓を叩いているのは、ケニア人のジュリアス・チャロ・シュトゥ。
右、ムビラを演奏しているのは、ジンバブエなどで長年修行し、沖縄在住の近藤ヒロミ。
純日本風家屋で重厚な音を響かせてくれました。
そのウペポの活動のひとつに「運びやさんのボランティア大募集中」というのがあります。
「日本国内で集めた援助物資をナイロビまで運ぶボランティアです。ケニアに旅行に行かれる方はぜひご協力ください」というリードコピーが付いています。荷物だけを送るとかなり多額の税金がかかり、払えなくて折角の荷物を放棄するしかない場合があるとのことです。で、当方としても、関空を出発して、取りあえずはナイロビに行きますので、協力する予定になっています。
これらの物資はナイロビの郊外の「キベラ」というスラム街の支援活動に主として役立てます。このキベラ、ケニアでは一番行きたい所なのですが、果たして行けるのかどうか。
上の写真の人形はキベラのストリートチルドレンが作ったものです。素朴です。材料も身の回りのものです。このような物を作ることが生活の糧になるのでしょうか。
娘の佳織が「運びやさんのボランティア」を申し出ましたところ、ウペポの安藤久美子さんから次のような一文をいただいたのです。
「米沢さん、運びやさん担当の安藤です。お申し出ありがとうございます。運んでいただくのはファスナーなど仕立て屋さんが使用するものです。運んでいただける重量をお知らせください。ナイロビでの荷物の受け渡しは空港に旅行社DoDoWorldのドライバーがいましたら渡してください。そうでない場合はDoDoWorldのオフィスまで持って行ってください。お手数ですが…
それと、ご自宅にタオルや着なくなった衣類がありませんか。特にもう履かなくなったスニーカーは現地では人気の的です。もし、このような物がありましたら、お持ちください。
キベラのバザーなどで売り、学校の運営資金にしたいと思います。」
我が家としては3歳の孫が着古した衣類を持って行きます。
*「ウペポ」とはスワヒリ語の「風」。活動についてお知りになりたい方は
こちらへ。