ご近所の子供たちを含めて、みんな、放任主義で育てられていると思った。
「勉強しろ」とか「危ない遊びは止めろ」と叱りつける親や使用人はいなかった。
でも、2歳7カ月のミッシェルちゃん(上の写真の右から2人目)だけは別格だった。
自由に外に出られないし、ムチを持った使用人たちに常に叱られていた。
ワンブラ家の女王様ではあるが、結構、大変な毎日なのだ。
ダルエスサラームの水道は半日おきくらいに断水する。昼間出た日は夜になって断水したり、
夜出た時は朝から断水になったり…。だから、水道水も貴重品。断水が続くと給水車が来る。
お風呂もミッシェルちゃんの場合で3日に1回くらい。お湯はタライの底に少しだけ入れて…
ママザマラーディさんが娘の手を借りながら丁寧に洗う。女王様のご機嫌のひとときである。
カメラを構えたら「撮ってはダメ」と両側からガードした。でも、カメラマンはひるまない。
女王様のヌード写真を撮ることに成功した。このマル秘映像はダウンロード厳禁。
で、大人のお風呂なのですが、普通、現地の方は水のシャワーだった。我々も真似してみたが、
よほど暑い日の汗をかいた直後以外は無理だった。毎日、特別にお湯を沸かしてもらった。
前回、大人の家庭料理のことを書きましたが、じゃ、ミッシェルちゃんは何を食べるのか。
ウガリやご飯にスープをかけ、ココナッツミルクと粉末の栄養剤を入れて煮込んだもの。
栄養たっぷりの離乳食という感じだが、おいしくはなさそう。しかも1日3回のワンパターン。
おいしくないために食べるのに時間がかかる。辛抱強く食べさせるのが重要な日課である。
離乳食を一生懸命食べさせている人と頑張って食べている人。他の人はカメラ目線で記念写真。
【LOG in BLOG】05.1.24
富山県の親戚にお願いして、氷見港の寒ブリを送ってもらって、今日、届いた。この時期のブリがおいしいのは当たり前なのだが、この「とび魚」がお奨めです。出汁として最高である。ヨーロッパのアンチョビーに匹敵するのではないだろうか。で、箱に「きときと魚」と書いてあるのだが、「きときと」は新鮮さを表す越中方言。「生と生と」と書くという説もあるとのこと。
21日、奈良県の室生寺に行って来た。雪が降っていた。この時期の室生寺はスゴイ。