【LOG in BLOG】05.2.8
梅田のシアタードラマシティで三谷幸喜の作と演出、戸田恵子の出演で、一人芝居「なにわバタフライ」を観た。ミヤコ蝶々の自伝「おもろうて、やがて哀し」をベースにしたものである。
一人芝居というジャンルは落語のように芸の魅力で押していくものを想像するが、これは三谷幸喜演出の演劇だった。戸田恵子も力まずに蝶々役をこなした。二人の女性演奏家がマリンバやパーカッションでBGMから効果音まで好演した。大阪を舞台にした、いい芝居が誕生したことを喜びたい。今回、入場券の入手が難しかったし、会場は補助席に至るまで満席だった。観たくても観られなかった方も多いでしょう。でも、戸田恵子の当たり役にもなるでしょうし、再演はあるんじゃないでしょうか。