ブログ入稿100回目を迎えた。
[01]が2004年8月27日であったから、一年半かけて、やっと100回目になったのである。
その間、アクセスしてくださった方の数は6662(この稿を入れた2006年2月19日現在)。
「その程度だったの」と言われそうな数字なので、公表することを躊躇していたが、
我々にとっては身に余る数字なので、感謝を込めて記しておきます。
最近つくづく思うのは、ブログってのはタイムリーじゃないとダメということである。
でも、このブログでは一昨年の旅行の話しを書いている。
いささか後ろめたさを感じているところではあるのだが、ご辛抱のほど。
一昨年9月11日、関西空港を出発し、12日にはケニアに着き、
17日にはタンザニアに到着した。その時、いろいろな方々のご協力を得ながら、
ブログを日本に送ることができないまま、悶々と日々が過ぎていた。
現地から初めて送ることができたのは、
[10]の原稿、9月30日の夜9時であった。
すでにアフリカに滞在して19日目。デジカメで撮った写真は数百枚に達していた。
そんな中から日本に送った最初の写真は、上掲のクンドゥチ・ビーチであった。
クンドゥチ・ビーチ(Kunduchi Beach)…何の変哲もない景色にアフリカらしさを感じた。
このインド洋の遙か彼方には日本もあるという、郷愁にもかられたのだ。
広々とした海があり、青く抜けるような空があり、白くて気持ちいい砂浜がある。
ここはサンゴ礁の浜なのである。砂はサンゴ礁独特の硬さがあり、ビーチバレーにうってつけ。
対岸のンブデャ島はシュノーケリングのメッカであり、漁師の島でもある。
行くことはなかったのだが、この小島の付近はコバルトブルーの海で透明度の高いらしい。
クンドゥチ・ビーチは、ダルエスサラームの中心部から北へ、
海岸沿いの道を10km少々、クルマで走った所にある。10kmという距離はいかにも近い。
都市近郊型だけれど、まさに、リゾートなのである。
この海岸でジッと椅子に座っていると、心が洗われて、身体までも清められるような気がする。
ところが、この海、何やら危険なのだそうだ。アスカリ(守衛)までもいるではないか。
気が遠くなるほど、遠浅なサンゴの海である。何が危険なのか、わからなかった。
ここは「見るための海」であり、泳ぐための海ではないのだ…ということなのか。
【LOG in BLOG】06.2.2
この冬は記録的な寒い日が続きます。でも、寒がってばかりではダメと自らに言い聞かせて、
北海道、それもとびきり寒い山岳地帯やオホーツク沿岸などを見て、そして、体験してきた。
行きも帰りも新千歳空港が基点。千歳→札幌→旭川→層雲峡→北見→網走→摩周湖→阿寒湖→十勝平野→夕張→支笏湖→札幌→千歳。全コース940kmにおよぶ4日間のバスの旅である。
しかも、ホテルでの夕食の前や後、屋外に出ての耐寒訓練のごとき観光も組まれている。
夜、人工的に造られた氷のドームや氷の上でのイベントを見ながら一時間くらい歩き続ける。
氷で造られた階段を登ったり降りたりするために、旅行社が短い爪の付いたソールを貸してくれるのだが、投稿者は登山用のアイゼンとスパッツを持参して気持ちがいいほど効果を発揮した。
みんなが恐る恐る歩いている横を、ザクッ、ザクッと音をたてながら誇らしげに走ったのだ。
実は
キリマンジャロでもアイゼンを履いて氷河の上を歩きたかったのだが、ガイドがそんな危険で馬鹿馬鹿しいことを許してくれないだろう。氷にくい込む感触、たまらなく快感なのだ。
この度はウィークデー旅行とあって、参加者はリタイア組が大部分。
みんな、刺激を欲しがっているんだろうね。前列右端二人が投稿者。