突然だった。マシモニ小学校で音楽会が始まった。
まずは、あどけない下級生の子供たちが歌う姿を…
教務室のような部屋に入った時、千晶さんから予期していなかった話題を聞くことになった。
「日本の小学校、どこに行ってもないような『クセ』が、ここの子供たちにはあるんですよ」
「先ほどから、教室をまわったりして、あなた方、訪問者が来ていることを子供たちは知った」
「訪問者があると知ると、子供たちは歌を披露したがる『クセ』があるんですよ」
「それは、もう本能的なもの。今頃、子供らはムズムズしながら、歌える時を待っている所なの」
「聴いてやってね。一生懸命歌うと思うし、まんざら下手じゃないと私は思います」
ということで、突然おじゃました我々のための「歓迎音楽会」が始まった。
結論から申し上げますと、本当に本当に素晴らしい音楽会だった。まさに「音楽の世界」だった。
歌詞はスワヒリ語と部族語なので、ちっともわからない。でも、心底、楽しめるのだ。
このブログでは音は伝えられませんが、写真で子供たちの音楽を感じてやってください。