挙式が行われた海岸から歩いてスグの所にある
教会で披露宴が開かれた。参列者は300人ほど。
ワンブラ家を出発する前、ワンブラ医師が風邪で体調を悪くして
欠席となり、フローレンス夫人と我々の3人での参列となった。
医者の不養生とはよく言ったものだと本人のいない所で悪口をいう。
まだ閑散とした披露宴会場にデコレーションケーキが鎮座していた。人形が白人! 輸入品か?
「あなたは何を飲みたいですか」とメニュー代わりのディスプレー。ビールは地元産が多い。
300人もの会場なので半数ぐらいの方々には舞台が見えない。モニターテレビを見ながらとなる。
この日、白人の参列者がいなかったためか、開宴前の調整用の画像に我々が何度も登場した。
これがキッカケとなって、ビデオの撮影隊の5人と仲良くなった。こちらがデジカメをかまえると
ムービー用のライトを照らしてくれた。それだけしてもらっても、いい写真が撮れなかったのだ。
みんなが席に着いた頃、日本ではあまり見たことがない大きさのリムジンカーが新郎新婦を乗せて
到着した。実はこの時点で、すでに則二はビールとワインでかなり酔っぱらっていた。
でも、タンザニアの要人に日本人の悪い印象を植えつけないよう、平静を保つことに努めた。
【LOG in BLOG】05.2.2
神戸市須磨区の住宅街にこんな井戸がありました。「井戸」と書いてありましたが、まるで露天風呂のように大きく、飲める水がコンコンと湧き出ているのですが、ほとんど利用していないようでした。由緒によると、約1100年前、弘法大師が杖でトントンと地面を叩いたら湧き水が出始めたとあります。即座にダルエスサラームの水不足のことを連想しました。でも、山もなく川も少ないダルエスサラームでは、弘法様でもちょっと難しいのかなぁ〜と。
「妙法寺村の弘法井戸」